自己PRのコツ

自己PRのコツ

 俳優などのオーディションを受けてみようとしている方には、共通の悩みがあります。写真の撮り方や会場での立ち振る舞い、はたまた身に付けていく服や髪形など、考えはじめてしまうときりがありません。

 考え方を一つご提案します。

 外見的なもの、写真をはじめとするはじめに書いたような事柄は、いくらでも操作ができます。オーディションで合格を勝ち取りたいのならベストを尽くすのは当然ですが、その他にも大切なことがありますので、こちらで少しお話してみたいと思います。

 それは、何をどうしようとも隠す事ができない、自分自身を磨くということです。あなたは面接でどのように自分をPRしようかと考えているでしょうか?また、自分のPRは、何のために行うのかを深く考えてみた事があるでしょうか?

 中には目立てばいい、審査員にインパクトを与えればいい、と思っている人がいるようですが、これは厳密にいえば 間違った考え方です。審査員は星の数程の審査を行っていますから、何をしようが、こちら側がどのような人間かということがわかります。あまり無理をして、背伸びをして、いつもと違った自分を出そうとするなら失敗するでしょう。

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 大切なのは、自分の気持ちをしっかりと持ち、それを素直に表現することです。自分の気持ちというのには、「今回応募したきっかけ」も当然ありますが、それ以上に大切なのは、「これからどのような気持ちで取り組んで行きたいか?」という、前向きで一生懸命な心です。

 それと同時に、オーディションも数々のジャンルがあると思いますので、相手が求めている事をしっかりと考えていて、できる準備が整っていますよ、という事をさりげなくアピールするといいでしょう。

 繰り返しになってしまいますが、あまり無理をすることなく、でも、自分の意思をしっかりと持って、情熱を込めて相手に伝えることが大切です。基本中の基本ですが、相手の目をしっかりと見て話をする、表情に気を配る、自分勝手な話はしない、心の底から言葉を話す、などが大切になるでしょう。

 自己PRの仕方をいろいろと考えている人もいらっしゃいますが、自分を偽って表現しても上手くできるものではありませんし、それは相手にすぐにわかってしまうもの。常日頃から、しっかりと物事を考えて、自分の言葉でしっかりと表現するスキルを磨くように心がけてみてはいかがでしょうか?

 その事が、オーディション合格への、何よりの近道だと思います。

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